首页 日语论文 LMS の外部での学習行動を統合するWeb 閲覧履歴ツールの開発

LMS の外部での学習行動を統合するWeb 閲覧履歴ツールの開発

1.はじめに ……………………………………………………………………………………………………1 1.1 研究の背景……………………………………………………………………………………………

1.はじめに ……………………………………………………………………………………………………1
1.1 研究の背景……………………………………………………………………………………………….1
1.1.1 Webの教育利用とLMS……………………………………………………………………..1
1.1.2 LMS の限界……………………………………………………………………………………….1
1.1.3 コンテンツとコンテクスト……………………………………………………………….2
1.1.4 遠隔学習者………………………………………………………………………………………..2
1.1.5 学習者へのフィードバック……………………………………………………………….3
1.2 本研究の目的……………………………………………………………………………………………5
1.3 本論文の構成……………………………………………………………………………………………5
2.関連研究 ……………………………………………………………………………………………………6
2.1 使いやすさ学びやすさの追求…………………………………………………………………..6
2.1.1 外部リンクの吟味を学習プロセスに ………………………………………………..6
2.1.2 探し方を鍛える…………………………………………………………………………………6
2.2 学習行動の支援………………………………………………………………………………………..7
2.2.1 行動履歴の分類と視覚化 ………………………………………………………………….7
2.2.2 マーキング(ブックマーク、タギング) …………………………………………9
2.2.3 クリッピング ………………………………………………………………………………….11
2.3 まとめ…………………………………………………………………………………………………….11
3.提案システムの概要 ………………………………………………………………………………..13
3.1 定義………………………………………………………………………………………………………..13
3.1.1 コンテクスト…………………………………………………………………………………..14
3.1.2 セッション………………………………………………………………………………………14
3.1.3 インスタンス…………………………………………………………………………………..15
3.2 コンテクストへの対応付け…………………………………………………………………….15
3.2.1 コンテクスト認識……………………………………………………………………………15
3.2.2 閲覧行動の記録……………………………………………………………………………….16
3.3 閲覧履歴の提示………………………………………………………………………………………16
3.4 クライアントツールとして実装……………………………………………………………..16
4.プロトタイプの実装…………………………………………………………………………………17
4.1 コンテクスト情報と検出方法…………………………………………………………………17
4.2 学習者インターフェース………………………………………………………………………..18
4.2.1 ツールバー………………………………………………………………………………………19
4.2.2 コンテクストメニュー…………………………………………………………………….19
4.2.3 サイドバー………………………………………………………………………………………20
4.2.4 振り返りビュー……………………………………………………………………………….22
4.2.4 インストール、アップデート………………………………………………………….23
5.まとめ………………………………………………………………………………………………………25
6.謝辞………………………………………………………………………………………………………….27
参考文献 …………………………………………………………………………………………………………28
付録………………………………………………………………………………………………………………..29
付録一覧………………………………………………………………………………………………………29
付録1 Firefox 拡張機能開発 参考リソース……………………………………………….30
付録2 「あしあと」拡張機能 主要コード……………………………………………..31
付録3 「あしあと」拡張機能 検討課題リスト………………………………………32
論文要旨
インターネットの普及に後押しされ、Web の教育利用が大きく進んできた。コンテンツ
の標準化も進み、学習管理システム(LMS)が登場、学習履歴の管理が行われるようになっ
た。一方で、LMS などの学習環境に閉じないWeb 上の学習行動も増えてきている。Web 上
には多くの教育リソースが存在し、Web ブラウザという簡便な道具がLMS 上のコンテンツ
と外部のリソースを組み合わせた学習を現実のものとしている。
こうしたLMS 外の学習行動はもちろん、LMS で管理される学習についても、学習者自身
が進捗を把握することは簡単でない。学習ペースの自己管理が生命線とも言える遠隔非同
期の学習者にとって、この種のフィードバックは貴重なものである。
これまでにも、Web 上の探索活動を支援する研究や製品が多く存在する。その多くは、
視覚化や自動処理による推薦などナビゲーションの支援を中心としたものであり、学習を
振り返ったり集めた情報を繰り返し参照しながらまとめを行うのには適さない。
本研究では、極力学習者の操作を閲覧行動のみに集中させながらも、納得性の高い振り
返りのフィードバックを提供することを目指した。LMS を中心にした学習活動をモデル化
し、コンテクスト/セッション/インスタンスという単位を定義した。Web の閲覧履歴を
これらに割り当てて提示することを提案する。
具体的な評価プロトタイプの実装として、Firefox ブラウザの拡張機能を選択した。本
研究で開発したあしあと拡張機能は、WebCT で提供されているコースの種類をコンテ
クストとして対応付け、閲覧ページ遷移と閲覧時刻、インスタンスからセッションを識別
する。同一セッション、同一コンテクスト内の閲覧履歴は、ある学習目標のための行動で
あり、それらが抽出されていることは、従来のWeb ブラウザにある履歴機能にはない視点
を提供することができる。
Abstract
Being helped by popularization of the Internet, the web usage in
education has been expanding.
Digital learning content has been standardized and Learning Management
System (LMS) has become widely used in various fields, and learning
data history have started to be monitored by educators.
Meanwhile, more and more learners using LMS also use the web out of
the LMS as learning activities, because there are a lot of good
educational resources.
It has become realistic that contents in LMS and outer resources in
the web are combined by web browser, which is very easy to use, and
used as combinational education tool.
But it is not easy for learners to be aware of progress of their own
learning activities; not only out of the LMS field but in the
controlled LMS field.
So a feedback system that can notify the learner’s activities is
necessary for the self-paced web-based
distance learners who must manage their learning pace by their selves.
Many studies or products which would assist browsing activities in the
web have published or developed. Most of them are navigation tools
such as visualization system of browsing process or recommendation
system using automatic processing and inadequate for reviewing or
referencing the collected information repeatedly.
In this paper, reasonable system for self-reviewing of browsing
activities is proposed. Standard model for LMS-centered learning
activities is presented, context,session and instance are defined as
units, and browsing histories in the web are prorated to each unit.
In order to implement concrete appraisal prototype, extensions of the
Firefox browser were selected. In the Ashiatoextension which has
developed in this research, the courses which are offered by WebCT
correspond to contexts and sessions are identified by browse page
transition, perusal time, and instance.
It is possible to think the browsing history in the same session and
the same context to be a unit of the action for a learning objectives.
The aspect not provided as a history function provided in a popular
web browser can be offered.

インターネットの普及が情報の送受信を広範囲に押し広げ、ありとあらゆる情報がサイ
バースペースを流れるようになってきた。そのメッセージの中心的な伝達媒体は、World
Wide Web(以下、Web)と呼ばれるアプリケーションである。利用者が使用するWeb ブラ
ウザというソフトウェアもまたシンプルであり、ソフト自体を使い始めるのには敷居は低
いことも普及の大きな要因であろう。Web ブラウザの操作はシンプルで、適切にナビゲー
ションが配置されたサイトではクリックしていくだけで情報を得ることができる。
一方、読んだら読みっぱなしで後から重要な情報だったと気付き、それがどうやっても
見つけられない経験も、多くのWeb 利用者にはあるものと思われる。筆者はこうした情報
収集と蓄積、再利用のために必要な仕掛けについて考えを巡らせてきた。
インターネットの普及にも後押しされ、Web の教育利用が大きく進んできている。Web
上には多くの学習リソースが存在し、また研究のための情報収集としても欠かせないもの
となってきている。学習コンテンツの利用環境としても、標準化されたhtml という記述
形式を介して、Web ブラウザで受講できるシステムが構築可能になり、CD-ROM で作られ
てきた教材メディアはその容量の制限やハードウェアを選ぶことから存在価値を失いつつ
ある。
そして学習コンテンツを流通させたいニーズから標準化が促進され、学習進捗管理など
の機能を揃えた学習管理システム(Learning Management System:以下LMS)と呼ば
れる学習環境が出現した。LMS を用いた学習活動では、LMS によって学習行動の記録が可
能であり、学習者の進捗状況を把握することができる。しかしこれらは指導する側が主に
使う機能であり、学習者の立場で役立てられるものではない。またLMS 上からの外部リン
ク参照や理解を深めるための検索など、LMS 上に記録の残らない学習行動も存在し、厳密
な学習状況の把握はできない。
LMS に用意された教材を用いての学習においてさえ、提示されているリンクを参照した
り、学習者が理解できず追加の情報が必要と判断してWeb に飛び出して調査をすることは
多い。ディスカッションの中で紹介されたリンクの参照等も、LMS に用意された教材の範
囲を超えたものである。もちろん、教授方略として計画された範囲内の学習行動である可
能性はあるが、その行動を把握し評価することは難しい。
ひとたびLMS の外部へと踏み出すと、そこで行われる学習は、まさに学習者によって千
差万別である。そもそもLMS を使ったからといって、統一感のあるコンテンツができる訳
でも学習効率が上がる訳でもない。そこには、ツールはツールとして、必要な学習コース
1
のデザインはもちろん開講中あるいは前後も含めたフォローが必要であることも多い。
そこに輪をかけて、現在のWeb ブラウザを使った学習では、学習者が自身の学習経過を
認識したり、振り返ることが機能的にも難しい。IT リテラシーの低い学習者にとってWeb
ベースの学習というものは、言葉の通じない初めての異国の地で街を歩いている状況にも
似ている。
入り口に立った学習者が、スムーズに先に進めるためには、「どう使えばいいかわから
ない」状況にならないよう、(1)わからなくなりようのないコンテンツを作るか、(2)
学習方法の提示を適切に行う必要がある。しかし言うは易し、実際はどちらも難しい。同
じプラットフォーム(LMS)でも学習方略は違って当然であるし、有用な外部リンクを活
用しようとすると、リンク先にはまた違った世界が広がっているし、どのような学習が行
われたかのトラッキングもできない。
ナビゲーションの悪さもまた、教材利用の機会をさらに下げている。これはLMS 内にさ
えある。学習者は、直近に学習した内容を探そうと、果てしなくリンクのクリックを繰り
返し、やがて振り返ることをあきらめる。教科書とノートの学習を思い起こすと、付箋紙
や指何本か本の中に指して「あっち見てはこっち見て」とやっている感じが、
ICT(Information and Communication Technology=情報通信技術)ベースの学習で
は容易ではない。
Web 上に存在するこうしたリソースに限らず、同じ情報でも受け手の状況、バックグラ
ウンド(背景知識)によって意味づけは異なってくる。例えば有名な知識人/研究者のブッ
クマークがあったとしても、それがどのように役立つのかは受け手次第であり、公開する
側はどのように活用されるかについては特定の意図を持たずに行っている。このことから
も、何をどの文脈でどのように利用するのかが明確である必要があることは明らかである。
外部リソースを教材として提示する場合には、そのコンテクストに応じて適切なインスト
ラクションが必要である。ディスカッションのような学習活動の中で、学習者が相互に意
見を交わす中でリンクや引用を行う場合にも、そのコンテクストにおいて意図が通りやす
くするための配慮が必要である。
初めてその情報を求め探索したときのみならず、振り返る場面においてもコンテクスト
は重要である。2章で詳述するが、一度探した情報は必要になったときもう一度検索すれ
ばいいという考えや、その精度を上げるもの、保証するものなどの研究や実践も多く見ら
れる。しかし見つかればいいというものでもなく、どういう状況(コンテクスト)におい
てその情報を参照したのかといった周辺情報も、情報を再利用しようとするときには重要
であると考えられる。
古くは通信教育の時代から、遠隔で学ぶ形態があり、近年のインターネット普及により
劇的にその環境は変化してきた。ここまでで述べた通り、LMS をはじめとするWeb を利用
した学習は遠隔学習者の自由度を格段に向上させてきた。その一方で、学習目標とはまっ
たく異なる次元で、学習環境になれる必要が出てきた。ここに、自己管理能力の要求され
2
る遠隔非同期型の学習者に新たな負担が発生しているという見方も出来る。
遠隔非同期の学習者が学習を継続するモチベーションになるものは何か。一つには、学
習コミュニティへの帰属意識であり活発な仮想コミュニティの存在が考えられる。強力な
目標への達成意欲もその一種であろう。自己管理自己責任といわれる一方で、その判断材
料としてのフィードバックをより多く提供できる可能性があるのも、LMS をはじめとする
ICT を利用した学習環境の大きな特徴である。
遠隔学習者のもう一つの特性として、学習時間の取り方にも注目している。細切れの時
間をうまく使いながら学習を進めることが多く、学習の経過を振り返ることが学習を継続
する中でたびたび発生する。
学習者の達成感、やってる気になる感、学習を継続するモチベーションとして、適切な
フィードバックは不可欠である。先に述べた遠隔学習者の場合は特に、対面同期でのコミュ
ニケーションが非常に薄く、この種のフィードバックは生命線とも言える。
LMS ベースの学習であれば、LMS の機能で提供されるいくつかのフィードバックもある
が、1.1節で述べたように、なかなか学習者向けにはなっていない。進捗を例にとって

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作者: 中国论文网

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