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単独漢字における中日文化

単独漢字における中日文化                   ―「鬼」、「口」、「魚」から中日文化を見る    主 旨  中国と日本は海を隔ている近隣国である。両国の文化…

単独漢字における中日文化

                  「鬼」、「口」、「魚」から中日文化を見る

 

 主 旨

 中国と日本は海を隔ている近隣国である。両国の文化交流は歴史が悠久である。両国交流の中で、中国の漢字は日本に伝わり、言語だけを持つ日本に文字を与える。現在、中日両国は共に漢字を使用しているが、長期的な変化によって、両国の間にいろいろな異同が生じた。本稿はまず、中日漢字の歴史背景と現存の差異を少し紹介する。それから、「鬼」、「口」、「魚」という三つの漢字を選び、中日文化の異同を分析する。

キーワード:漢字 鬼 口 魚 中日文化

                    

    中国和日本是隔海相望的邻国。两国的文化交流历史非常悠久。在两国之间的交流中,中国的汉字传到了日本,给原本只有语言的日本带去了文字。虽然现在中日两国都在使用者汉字,但是由于长期的变化,两国之间的汉字产生了很多不一样的地方。本文将首先简单介绍一下中日汉字的历史背景和现存的差异,然后选取“鬼”“口”“鱼”这3个单个汉字,来具体分析中日文化的差异。

关键词:汉字 鬼 口 鱼 中日文化

はじめに

 中日両国は一衣帯水の隣国であり、両国の文化交流は源が遠く、流れが長い。両国の交流において、中国の漢字は隋と唐の時代に、多く日本へ伝えられたと言われている。日本人は漢字を受け入れ、平仮名、片仮名を創り出し、自国の文字を持つようになった。漢字は中日文化交流の中で、大きな役割を果たしている。現在、漢字は表意文字として、中日両国で広く使われている。中国と日本は共に漢字を使っているが、漢字の書き方、意味などは全て、同じではない。同じ漢字であっても、中日の意味が全然、違うこともよくある。中日の漢字の違いから、両国の文化の差異を反映してくると思われる。本稿は三つの漢字―「鬼」、「口」、「魚」を選び、単独漢字における中日文化の異同を分析する。このような分析を通じて、中日両国の文化差異に対する理解を深めることができると思う。

1.  中日漢字形成の歴史背景と現在の差異

1.1中国の漢字について

 中国の漢字の歴史は悠久であり、約紀元前14世紀の殷の後期に現れてきた甲骨文字に遡ることができる。最初の甲骨文字は象形文字であり、表音文字でもある。今の漢字の中で、絵のような文字がまだ残されている。

 周になると、文字の数が飛躍的に増えてきた。意味を表す意符が組み合わせた「形声文字」が多く出てきた。周は混乱の時代であり、文字は各地で独自の発展をしていた。春秋戦国時代に各国の文字が通用していなかった。従って、天下を統一した秦は「小篆」を統一文字として、全国で通用させた。「小篆」は既に字画が整えていて、抽象化された文字である。しかし、「小篆」の字画を筆で書くのは不便である。そのために、漢に、「小篆」を簡略化された「隷書」が現れてきた。隷書は漢字の書くスピードを大いに速めた。隷書を走り書きにしたものは「隷草」と呼ばれ、やがて「草書」になった。唐に入ると、「隷書」と「草書」を融合した「楷書」は流行っていた。この時、漢字を書くことは非常に広まった。現在社会に広く使用されている漢字は明の時代に確立された明朝体を中心とし、起源は後漢末期に確立された楷書に遡る。また、今、中国の漢字はより一層、簡略化され、簡体漢字と呼ばれた。例えば、「車」→「车」、「馬」→「马」、「魚」→「鱼」などである。

1.2日本の漢字について

 漢字がいつか日本へ伝えられたかについて定説はまだないが、史料によれば、約紀元前100年に、漢字は遼東半島、朝鮮半島を通じて、日本の九州と福岡などの地方へ伝えられた。隋と唐に、中日交流は盛んに行われていたので、大量の漢字はその時に日本へ伝えられたと思われる。漢字が伝来する前に、日本は言語が存在しているが、自国の文字がなかった。日本人は漢字を受け入れた後に、8世紀の半ば頃、漢字の「楷書」の偏旁によって片仮名を創りだし、漢字の「草書」の偏旁によって平仮名を創りだし、片仮名と平仮名を日本語の表音文字として使う。漢字は日本へ伝えられてから、政府が正式な文書を書く文字になっただけでなく、文人が作品を創作する記録の手段でもあった。漢字の伝来は日本の発展にとって、画期的な意味を持っている。漢学は日本で広く普及され、いろいろな先進的な技術と文化などは中国から日本へ輸出された。それによって、日本は大きく発展し、次第に独自の「国風文化」を創った。

 現在、漢字は平仮名、片仮名と共に、日本文字の重要な部分である。日本の漢字は起源が中国にあるが、長期的な変化によって、意味、書き方などにおいて中国の漢字と異なることも多い。

1.3中日漢字の現存の差異

 日本人は中国の漢字をそとのままに引き入れたというわけではない。現在に中日両国に通用する漢字は少なくないが、差異も明らかなことである。日本人は現存の漢字を利用し、自分で新たな漢字も作り出した。これは「国字」と呼ばれている。例えば、「畑」(ハタ)は「火」と「田」を組み合わせ、水をたたえないで、野菜と穀類を植える耕地のことを指す。「峠」(トウゲ)は「山」、「上」、「下」を組み合わせ、山の上りから下りにかかる境である。「凪」(ナギ)は「風」と「止」を組み合わせ、風がやんで穏やかになることである。このような漢字は中国語にはなく、日本の特有なものである。

 また、中日両国はそれぞれに文字改革を行い、字形において違いもある。例えば、中国語の「劳动」と日本語の「労働」、中国語の「风」と日本語の「風」などである。同じ漢字であっても、中日の意味が異なる場合はある。例えば、「丈夫」は日本語で、壊れにくてしっかりとしていることである。しかし、中国語で、「丈夫」は妻を持つ男であり、婚姻関係における男子の意味である。

 中日漢字の差異も両国文化の違いを反映してくると思う。次では、今、中日に通用される三つの単独漢字―「鬼」、「口」、「魚」を詳しく分析し、中日言語文化の異同を検討する。

2.単独漢字の「鬼」、「口」、「魚」から中日漢字の差異を見る

2.1「鬼」について

 「鬼」という字は中国で、人が死んでから悪魔になったものを指している。中国で、「鬼」と言うと、それは恐ろしい形で人にたたりをする化け物に違いない。しかし、日本で「鬼」は中国語の「鬼」の意味を持つほかに、非常に勇猛な意味もある。例えば、「鬼才」は日本で、人間のものとは思わないほど優れた才能を持った人である。「鬼才」という言葉は逆に中国に伝えられて、人々に使われるようになった。また、日本で「鬼」は否定的な意味が中国ほど深くなかったのである。「鬼」という字はよく、日本の人名と地名などに出てくる。例えば、鬼太郎、鬼首山などである。日本人は鬼が人間に対して乱暴なことをしたが、相当に強い力を持っている存在と考えている。鬼に対して、恐怖の意を抱いながら、その力を崇拝するからだと思われる。それに対して、中国人は「鬼」という字の使用をできる限り、避けている。中国語で「鬼」に関する言葉は基本的に否定的なことである。

2.2「口」について

 「口」は中国でも日本でもよく使用されている漢字である。「口」という字は多義語である。多義語は二つ以上の意味を持つ語彙である。「口」は中日両国の間に通用した意味もあれば、通用していない意味もある。日本は「口」という漢字を導入し、元の意味のほかにこの字に新しい意味を与えた。

 日本語の中で、「口」は動物が飲食物を摂取する器官という意味を持つ一方で、特に鳥のくちばしのことを指している。鳥のくちばしという意味は中国語の「口」にはない。また、日本語の「口」は就職先、種類、物事の端、手かがりなど、いろいろと中国語の「口」の持っていない意味を有している。中国語の「口」も日本語の「口」のように、いろいろな特有の意味を持っている。例えば、中国語で「口」は港のことを指し、地名によく使われ、家畜の年齢、同じ性質を持って部門またはシステムなどを意味している。

 中日両国の間に「口」という漢字の意味の相違は両国それぞれの文化から影響を受けているからだと思う。

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作者: 中国论文网

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